学校での様子
現在、5クラスで約244名の子ども
が学んでいます。
黒板は、ご覧のとおりで 書いた
文字が見えない状態です。
授業時間は、朝7:10〜13:10
1日 6時間 授業があります。
教科は、宗教・道徳(倫理)・社会
理科・算数・芸術・体育・言語
そして、方言があります。
現在、高学年は壊れた机・イスがある教室で授業をうけています。↑↓
この地域の小学校の就学率は約80%、中学校は約30%ぐらいです。しかし、
1回でも通学された数字であり、毎日通学できない子どもが多いです。
保護者は子どもを学校に行かせたがらない。それは、家の仕事があるからです。
また、小学校を卒業したら結婚する子どもが多い。
それは、親が働く家族がほしいからで、早く結婚させ、子どもを生ませます。
最近では、小学3年生で結婚・出産した子どももいます。
何もかもが 不足・壊れている現状
小学校のトイレですが、全て壊れたまま
2つの井戸水は、枯れたままです。
もう、資金(お金)がなくて新しい井戸を
掘ることができません。
子どもたちの生活
教育を受ける権利とは?
子ども達は、学校が終わるとすぐに家の
仕事を手伝います。
この地域は、電気も水道もありませんから
まず、大切な水汲みから手伝います。
村の共同の井戸から水を汲み上げ、家まで
運びます。水は大変重いですよ!
それが終わったら、農業・漁業の家の仕事を
します。
この地域での現金収入は、米・野菜・とうもろ
こし・タバコ葉・魚を市場や買い付け業者に
売って現金をもらいます。
また多くの人々は、この地域で生まれ、結婚
し子どもを産み、その子どもはこの地域で結婚
し・・・他の地域には行きません。行けないの
です。
教育を受けることは、どのようなことなので
しょうか?
この地域の子ども達に教育を受ける権利は
あるのでしょうか?